他院で抜歯しかないといわれても、当院での処置(根管治療、歯の移植、レーザー、MTAセメント、MMA系レジンセメント、歯周治療など)で歯を残せる場合があります。
症例1 親知らずの移植
- 初診時
- 左下奥から3番目の歯を抜歯して、左下一番奥の親知らずを移植します。
- 左下一番奥の親知らずを抜歯して左下第一大臼歯部に移植し、治療後2ヶ月経過後のレントゲン写真です。
当医院では、反対側の右側の下顎第一大臼歯の根管治療もしました。
- 左下一番奥の歯を抜いて第一大臼歯部に親知らずを移植した部位のみ拡大しました。
術後4年が経過しましたが経過は良好で、メンテナンス中です。向かって右側が治療後のレントゲン写真です。
- 反対側の右側の下顎第一大臼歯を根管治療した部位の拡大をしました。右側の第一大臼歯の根の先の膿の袋が消えています。
症例2 適切な根管治療と歯周治療を行った症例
- 初診時 右下第一大臼歯がかなり腫れて来院されました。
- 下図 根管治療と歯周治療後3ヶ月経過 周りに歯槽骨が再生して、歯周組織が回復しました。
MTAセメントを活用した症例
- 根管治療を行い、穴が開いていた部位にMTAセメントを充填しました。
- 4週間後
根の先の膿の通路(瘻孔)が消失し、良好に経過しています。